『THE FIRST SLAM DUNK』DVD 2月28日発売

『THE FIRST SLAM DUNK』Blu-ray＆DVD 2024年2月28日(水)発売

2023年大ヒットした『THE FIRST SLAM DUNK』のBlu-ray＆DVDがついに2024年2月28日(水)発売します！

各種映像特典を収録したボーナスディスク(DVD)2枚には海外用に実施された井上雄彦監督インタビュー映像や、劇場で開催されたトークイベント「COURT SIDE in THEATER」＋宮城家の声優陣による座談会、国内動員数1000万人突破を記念して配信されたYouTubeライブ全3弾を、ＤＶＤ２枚で約５時間30分に亘って収録されているそうです。

詳細情報は特設サイトによると初回生産限定のDVDには

『LIMITED EDITIONは、作品の“追体験”をテーマにした特典を封入した初回生産限定版。 さらには、同じく初回生産限定版のSPECIAL LIMITED EDITION は商品自体を飾ることのできる、ディスプレイ型の商品仕様となります！』

とあります。
引用元：https://www.toei-video.co.jp/special/slamdunk-1st/

ちなみに私は去年、TOHOシネマズ川崎にて「THE FIRST SLAM DUNK」を鑑賞しました！

賛否両論のある評判を聞いていたため、原作の大大大ファンである私はそのイメージを崩したくないと思い、映画を見にいくことを恐れていました。

しかしながら、原作・脚本・監督を全て井上雄彦先生で作っている映画を見ないわけにはいかないとこの度、映画館まで足を運びました。

結果から言うと、贔屓目抜きにしてもめちゃくちゃ面白かった！
思い入れもある原作だったこともあり、ここ10年で見た映画の中で1番感動しました。

なるべくネタバレのない程度にまとめますが、まずオープニングの演出からエンディングの演出、音楽（The Birthday「LOVE ROCKETS、10-FEET「第ゼロ感」）まで激アツです！！

ストーリーは原作の主人公桜木花道ではなく宮城リョータの過去と原作の山王工業高校（以下山王の記す）戦が交互に描かれています。

宮城リョータの過去をメインにしたことについて井上先生は「連載時、僕は20代だったから高校生側の視点のほうが得意というか、それしか知らなかったんです。そこから年をとって視野が広がり、描きたいものも広がってきた」と語っていたそうです。

原作では主要キャラの家族などのバックボーンがほとんど描かれていなかったので原作のファンでも新たなストーリーを楽しめます。

そして、山王戦についてですが、とにかくこれが良すぎる。
あの長編をどうやって2時間（宮城の過去のストーリもあるので実際にはもっと短い）にまとめるのかと疑問でした。

当然一部シーンはカットされていますが、特に後半はほぼ重要なプレーはカットせずにきちんと描いてくれています。その分変に間伸びをさせず、アニメ的な演出も少なくして（一部のシーンではあり）かなりリアルに近い動きで、子供の頃にハマったスラムダンクの山王戦のプレイを見ることができます。

そのため、逆に原作を読んでいない人からしたら伝わりづらいプレイやセリフも多かった（丸ゴリの「あれ・・・まだいる」の前後のプレイやセリフ等）かもしれないですが原作好きからしたら最高でした。

宮城の過去の話もすごく良かったのに、「過去の話入らないで！」と思うほど山王戦が良かったです。できればBlu-rayが発売されたら、山王戦を通して見れるようにもしてほしいです。

井上先生が過去のスラムダンクのアニメの演出に思うところがあったと聞いたことがありますが、井上先生がやりたかったことってこうゆうことだったのかと。逆にここまでの技術が可能になったからこそ、このタイミングで思い入れのある山王戦をアニメ映画化したのだと思いました。

おそらく、映画を作るとなった際にすぐに山王戦を描くことは決まったと思います。しかしながら、山王戦をメインに映画を作るとなると、映画として完結させるとなると原作を知らない人のために山王の説明がきちんと必要になるので少なくとも山王戦前夜のところから描かなくてはいけなくなる。

もっと言えば、原作を知らない人からしたら湘北高校のメンバーのこともよく知らないだろう。でも、そんなに細かく説明していると2時間どころか3時間4時間でも足りない。

だからこそ、この「THE FIRST SLAM DUNK」という映画は、あくまで宮城リョータの過去と未来がメインでその重要な転機となる試合として山王戦が描かれている。あくまで宮城リョータ目線でのストーリーなので、原作のあの重要なシーンもカットされていても不自然ではないし、細かく山王の説明も必要ない。

それゆえに全くスラムダンクを読んでいない人でも十分に楽しめるし、原作を知っている人ならより楽しめる素晴らしい内容となっています。

最後に「THE FIRST SLAM DUNK」のタイトルの意味について、この映画の主人公である宮城リョータのポジションであるPG（ポイントガード）のポジション番号「1番」を意味しているという説が強いですが、私はこのストーリーが1話目でこれから2話目、つまり原作の続編に該当するものを描いてくれるのではないかと期待しています。

なお、今回は『TOHOシネマズ 川崎』で映画を鑑賞しましたが、川崎には多くの映画館があります。川崎市の映画館については「【2023年最新】直接訪問！川崎市の映画館 おすすめ５選！」でまとめているのでぜひ参考にして見てください！

「THE FIRST SLAM DUNK」は1つの映画としてもきちんと完結した素晴らしい映画です。もちろんスラムダンクの原作好きでも楽しめますので、鑑賞がまだの方はぜひ映画館まで足を運んでみてください！

ちなみに私は入場者特典でこれをもらいました！

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