神村学園(鹿児島)VS 青森山田(青森) 準々決勝の激闘!

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第101回全国高校サッカー選手権
神村学園(鹿児島)VS 青森山田(青森)

1月4日、等々力陸上競技場(川崎)で第101回全国高校サッカー選手権、神村学園(鹿児島)VS青森山田(青森)の試合が行われました。

前回覇者の青森山田とボルシアMG(ドイツ)内定の福田師王選手やセレッソ大阪内定の大迫塁選手などのタレントが豊富な神村学園との対決です!

前半、神村学園はボールをうまく回しなが等もペナルティエリア付近でのラストパスがなかなか通らずチャンスが作り出せない。福田師王選手に対しても常に2人以上でマークにつき、決定的な動きをさせません。

そんな中でも、福田師王選手と2トップを組む西丸道人選手が起点になりながら何度かチャンスを作り出しますがゴールには至りません。特に西丸道人選手は前線だけでなく中盤まで下がってボールを回すなど終始縦横無尽に動き回りチャンスを作り出していました。

ところが先に均衡を破ったのは青森山田でした。前半34分、敵陣でボールを奪った小湊絆選手がドリブルで切れ込みペナルティエリアに侵入。そこからマイナスのクロスをDFを背負いながら受けた中山竜之介が振り向きざまに右足でシュート。見事先制点を奪いました。

これで神村学園は3試合連続で先制点を奪われたことになります。
前半はそのまま0-1で終了しました。

後半は先に神村学園がカードを切ります。
今大会のジョーカー1年生の名和田我空選手を入れる必勝パターン。前2試合も名和田我空選手投入後に得点につながっていますのでここからの展開に期待していました。

すると、神村学園の攻撃が活性化されます。後半3分には吉永選手の左クロスに福田師王選手がダイビングヘッド。さらに後半9分には名和田我空選手のパスを受けた福田師王選手が右足ミドルを放つがいずれもゴールにはなりません。

一方、青森山田は小湊絆選手が何度もカウンターの際に前線に上がりゴールを迫ります。小湊絆選手はトラップ、ドリブルの技術が素晴らしく何度も攻撃の起点になり、ゴールに迫っていました。

一進一退の攻防が続く中、後半16分に試合が動きます。神村学園は自陣からのロングボールを福田師王選手が相手選手に競り勝ちボールを西丸道人選手に落とします。そのままドリブルで抜け出した西丸道人選手が相手DFをかわして左足を振り抜き、ゴール右隅にねじ込みました。

西丸道人選手のドリブルから相手DFをかわしてのシュートももちろん素晴らしかったですが、福田師王選手のボールの落としとそこからゴール前までダッシュし、相手DFを引きつけたことで西丸道人選手もシュートまでいけたと思います。

さらに4分後の後半20分、名和田我空選手からパスを受けた西丸道人選手が左足でシュート。DFに当たったこぼれ球を福田師王選手が押し込んで勝ち越しに成功しました。

このゴールの影の主役が大迫塁選手だと思います。
ペナルティエリアでボールを取られれば、そのままゴールにつながるという状況の中、ただ大きくクリアするのではなく大迫塁選手が冷静に相手2人を引きつけながら、落ち着かせて味方に繋いだところからこのゴールは生まれています。

この3試合、本当に大迫塁選手の落ち着き、冷静さ、ボールを奪われない技術には驚かされています。

そのまま青森山田の小湊絆選手を中心とした怒涛の攻撃をなんとか守り切り神村学園が2-1の勝利を収めました。

注目の福田師王選手、この試合では全2試合に比べ積極的なシュートが多かったです。1点目につながったボールの落としを含め随所に圧倒的なフィジカルの強さを見せつけるプレーがありました。

試合後のインタビューで本人も言っていましたが、1試合1得点と言わず、次の試合ではぜひ2点、3点ととって欲しいです!

次の神村学園の試合は1月7日12時05分にキックオフ。
対戦相手は準々決勝で佐野日大(栃木)を4-0で破った岡山学芸館(岡山)と対決となります。

今回の試合会場は川崎市にある等々力陸上競技場でした。

会場 等々力陸上競技場
住所 〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-1
アクセス 武蔵小杉駅から徒歩20分
新丸子駅から徒歩17分
備考 川崎フロンターレのホームスタジアム
電話番号
044-722-0303
アクセス方法 こちらをクリック

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