神村学園(鹿児島)VS 日大藤沢(神奈川) 超高校級FW対決!

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第101回全国高校サッカー選手権
神村学園(鹿児島)VS 日大藤沢(神奈川)

1月2日、等々力陸上競技場(川崎)で第101回全国高校サッカー選手権、神村学園(鹿児島)VS日大藤沢(神奈川)の試合が行われました。

注目はやはりボルシアMG(ドイツ)内定の福田師王選手とJ2清水内定の198センチの森重陽介選手の超高校級FWの2人の対決!

前半は双方しっかりと引き締まったディフェンスで、なかなか得点のチャンスが少なかったです。特に神村学園は中盤のキーマンである大迫塁選手のバスがなかなか前線に通らずチャンスがつくりだせません。

そんな中、注目の福田師王選手は常に相手DFのマークが厳しく、ボールがなかなか入らない。ボールが入っても相手DFを振り切れずシュートまでいけない展開が続きました。

一方の森重陽介選手は足元も上手いとは聞いていましたが、前線で張り付くだけでなく真ん中近くまで下がってパスを捌いたり、フリーキックも蹴るなど長身の選手では珍しいプレーが多く驚きました(ただ正直、198センチのFWをターゲットを使わず、フリーキックを蹴らせるのもったいない気がします)。

山梨学院はその森重陽介選手を前半は囮に多く使って少ないながらもチャンスをつくっていました。

しかし双方得点にはつながらず、前半は0-0のまま終了しました。

後半に入り早くも神村学園がカードを切ります。
1年生の名和田我空選手が入ります。名和田我空選手は山梨学院戦でも途中で交代で入り、その後中盤が活性化し逆転につながりました。この試合でも同様に中盤でボールが回るようになり、後半3分と後半8分それぞれチャンスをつくりますが得点には至りません。

逆に日大藤沢が一発のチャンスをしっかりと決めます。
後半11分、コーナーキックからここまで囮に徹していた森重陽介選手にクロスボールが入ります。それを圧倒的な高さから頭でゴールを決めます。

その直後に日大藤沢は楠本爽選手を下げ、有竹翔吾選手を投入。そして得点を決めた森重選手をCBに持っていき、逃げ切りを図る日大藤沢。

しかし後半15分、神村学園はペナルテエリアに蹴り込んだボールをクリアされるが、中島大誠選手のシュート性のボールがゴール前の大川翔選手に収まる。すかさず右足を振り切り見事ゴールが決まり、1-1の同点とした。

その後も両チームとも決定的なチャンスを何度か作りますが、両キーパーの好セーブなどもあり、1-1の同点のまま決着はつかずPK戦に突入しました。

神村学園1人目のキッカーである大迫塁選手がPKを決めた後、自信が身につけていたキャプテンマークをGK広川豪琉選手に託します。その想いを託された広川豪琉選手が日大藤沢の1人目のキッカーを見事にセーブ。結局そのまま神村学園は5人全員がPKを成功させて5-3で勝利。4日の準々決勝進出を決めました。

注目の超高校級FW対決。負けはしましたが森重陽介選手はコーナーキックからのボールを圧倒的な高さで決めたゴールはもちろん、真ん中近くまで下がってボールを捌いたり、ゴールを決めた後はCBとしてプレーするなど非常に高いポテンシャルを感じるプレーが多く見られました。

福田師王選手については山梨学院戦後、「個で展開を打開するほどの圧倒的なプレーは見られず、良いパサーがいて活きるタイプのプレーヤー」という印象でしたが、この試合でもその印象が変わることはありませんでした。

DF2人につかれながらもシュートまでもっていくらしいプレーもありましたが、デュエルできるシーンでボールを戻したり、シュートが打てる場面でもパスやドリブルを選択するシーンも何度か見られ、いい意味でもっと傲慢なプレーが見てみたいです。

次の神村学園の試合は1月4日14時10分にキックオフ。
対戦相手は昨年の覇者である青森山田(青森)と対決となります。

今度の試合会場も川崎市にある等々力陸上競技場です!
興味のある方はぜひ応援に行ってみてください!

会場 等々力陸上競技場
住所 〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-1
アクセス 武蔵小杉駅から徒歩20分
新丸子駅から徒歩17分
備考 川崎フロンターレのホームスタジアム
電話番号
044-722-0303
アクセス方法 こちらをクリック

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